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東京臨海広域防災公園

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大規模災害に備えて

ブログ / 災害ミニコラム

インターンシップで知ったこと・学んだこと

こんにちは。私は東京臨海広域防災公園に、インターンシップで働かせていただいている学生です。今回、働らいている中で、学ばせてもらい、感じたことについて書かせていただきます。

私は公園管理という仕事について詳しいことをあまり知らない状態で始まり、最初に花壇内の雑草を取り除く作業をやらせてもらいました。このような作業はすると分かっていましたが、驚いたのは次の日に既に新しい花が植えられていたのです。雑草を取り除いた場所を囲う様に新たな花が植えられていて、こんなに早く用意できるのかと衝撃を受けました。東京臨海広域防災公園は大きな公園なので、時間が経ってから新たに植えると思っていたので更に驚きました。

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次に任された仕事は届けられた花の苗を新たに植える作業でした。その作業に取り掛かる前に、植える場所の土に肥料を混ぜ込むように耕してから、しっかり苗が穴に植えられるように深く掘り、それからようやく花の苗を植える作業に入りました。一つ一つの苗を丁寧に植える作業を毎回するとなるとかなりの作業になると作業していて実感し、公園内の花はこうして植えられてきているのだと思うと、とても重要な仕事なのだと知ることが出来ました。私たちが普段公園で花を見ることが出来るのは、管理している方々によるものなのだと知ることができ、その作業を任せていただいたのは貴重な経験でした。

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また花壇をはじめ、植えられている草花への作業として、枯れてしまっているものを1本1本丁寧に取り除き、一般のお客様が見ても綺麗な花壇になるようにさせてもらいました。

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作業させてもらったのは上記の写真に写っている所を含め数か所でしたが、管理センターの方々は公園内全域の草花の管理をしなければならないので、その忙しさは想像以上のものだと思います。ボランティアの方々と一緒に除草作業を行うこともあり、そのように共同で行うことも植物を扱う仕事では大切なことだと感じました。

他にも「そなエリア東京」でも働かせていただきました。ここは東京での大規模災害の際の対策を実際に体験して、防災への意識を高める施設であり、もしも首都圏で地震が発生した時は、緊急災害現地対策本部になる施設でもあります。その際に使用するヘリポートが実際に国営公園側にあり、本部棟の屋上から見ることが出来ます。

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私は高校生の頃に、こちらの施設に見学で訪れたことがあったのですが、今回働かせてもらい随分変わったという印象を受けました。タブレット端末を使用しての体験ツアーや、災害時に重要になる防災グッズの展示など、以前来た頃よりもさらに充実したものになっていて、とても新鮮な気持ちで働くことが出来ました。つい最近、北海道で震度7の地震が発生し、現在も復旧作業が続いています。地震が発生した日は、体験に来るお客様の数がとても増えているのが分かり、この施設がどれだけ重要なものか、重要になってくるか実感しました。

今回のインターンシップでは公園管理と、「そなエリア東京」という二つの別々の仕事をさせていただきました。最初はどんなことをするのか、自分は役に立てるのかと考えていましたが、実際に働くとスタッフの方々はとても親切に教えてくださり、そのお陰で初日は緊張していましたが、次の日からは緊張することなく落ち着いて仕事に取り組むことが出来ました。公園というのは管理してくれている人たちがいるから、私たちは綺麗な状態を見ることが出来ること、そして近年各地で大規模な自然災害が発生していて、防災への意識を高めることが重要になってきているので、ここで学び、働けたことは私にとってとても良いインターンシップになりました。

2018.09.10 | そなエリアブログ